ソフトバンク新卒LIVE2017に行ってきました
みなさんこんにちは。GWも明けて内々定を貰った就活生も多いのではないでしょうか。かく言う私も希望していた企業から内々定を頂いて今はもうほとんど就活していません。
さて、今日5/11は孫正義社長の講演が行われるソフトバンク新卒LIVE2017に行ってきました。孫さんの話を直接聞ける機会はなかなかないと思ったのでとても楽しみにしていました。
場所は東京国際フォーラムでかなり広い会場だったのですがほとんどの席が埋まっているようでした。講演予定時間は2時間です。
講演では孫さんの生い立ちから現在のソフトバンクまでの話を聞くことができました。
その中でも「情熱の人であれ」、「志高く」という言葉を非常に強調していました。限りある人生で何に情熱を燃やすか、何に人生を捧げるか、それを見つけることができれば人生は非常に充実したものとなるといったお話でした。実際、孫さんはソフトバンクの企業理念でもある「情報革命で人々を幸せに」という目標に向かって様々な企業を買収しまくって突き進んでいます。講演の中では、ブロードバンドを繋ごうとしたときもNTTから邪魔されて灯油をかぶろうとした話やあのスティーブ・ジョブズを直接口説き落としてiPhoneの日本での独占販売権を手に入れた話などを直接聞くことができて非常に有意義な時間でした。
ちなみに、孫正義のもっと詳しい生い立ちや半生を知りたい方は下記に本がおすすめです。読むと非常にモチベーションが上がります(笑)
講演でもう一つ強調していた言葉は”シンギュラリティ”です。日本語にすると「技術的特異点」で人工知能が人間の知性を超えるポイントという意味です。
話の中で、「シンギュラリティは遅かれ早かれ必ず起きる。そうなってきたときに機械と人間がうまく暮らしていくためには機械が感情を理解できることが重要である」と言っていました。人間の知性を超えた超知性が感情を理解できなければ人類は破滅してしまうかもしれない。そういった考えもあり、ソフトバンクは世界初の感情認識ロボットであるPepperを作ったんですね。
こういった話からソフトバンクは今後は人工知能の分野により力を入れていくということがわかりました。
今後も孫正義、ソフトバンクが世界の人々にどういった驚きをもたらしてくれるか、今後の動きが非常に楽しみですね。
PythonでヤフーファイナンスをスクレイピングしてATRを計算するスクリプトを書きました
ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)とはワイルダーが考案したボラティリティー(変動率)を計るテクニカル指標です。トゥルー・レンジを使うことでギャップ(窓)も考慮しています。
ATRが大きいほど株価の変動が激しくなるので、株式の売買判断をするときにリスクを定量化したり自分がとるポジションの大きさを判断する際に役に立ちます。
ATRの計算方法はまずTRを計算します。TRの計算方法は
の3つの中から一番値幅が大きいのものをTRとします。
そしてそのn日間の平均をとったものがATRとなります。nは一般的に14が使われているようです。
以上の計算方法からもわかるように普通に自分で計算しようとすると非常に面倒くさいです。ネットで検索するとエクセルに終値や高値を入力して関数で計算する方法もありますがそれでも面倒くさいですよね。そこで銘柄コードを指定するだけでその銘柄の直近のATRを計算してくれるスクリプトを書きました。
必要なもの
- Python2.7系
- BeautifulSoup4
このスクリプトがPythonで書かれているので自分のPCにPythonをインストールする必要があります。また、スクレイピングするための便利なライブラリであるBeautifulSoupを使っているのでこれもインストールします。インストール方法はググるなどして調べてください。
このスクリプトの使い方は、このスクリプトをダウンロードしてきてコンソールに入り、このファイルがあるフォルダまで移動します。そして、
$python get_atr.py
と入力します。すると銘柄コードを聞かれるので任意の銘柄コードを入力するとATRとATR x 2 の数値を計算してコンソールに出力してくれます。簡単ですね。
コードは GitHub - wdy06/trading_tool にあげておきます。
このスクリプトで快適な投資ライフを送りましょう!
注:ヤフーファイナンスのスクレイピングは基本的に禁止されているようです。
Yahoo!ファイナンスヘルプ - Yahoo!ファイナンス掲載情報の自動取得(スクレイピング)は禁止しています
このスクリプトを使ったスクレイピングは自己責任でお願いします。
Deloitte Analyticsの一次選考に行ってきました
みなさんこんにちは。
最近寒い日が続いていますね。体調管理をしっかりして頑張っていきましょう。
さて、タイトルの通りDeloitte Analytics(デロイトアナリティクス)の一次選考に参加してきました。今回はその選考の内容について書きたいと思います。少しでも就活生のみなさんの参考になれば幸いです。
外資就活ドットコムによると
Deloitte(デロイト トウシュ トーマツ リミテッド)は、Big4と言われる世界四大会計事務所のひとつであり、150カ国を超える国々において約22万人もの専門家によって構成されています。有限責任監査法人トーマツは、このDeloitteの主要なメンバーファームのひとつとして監査およびアドバイザリー業務※1を提供しています。デロイト トーマツ グループが抱える国内外のクライアント数は多数にのぼり、国内でも上場企業の約25%がトーマツの監査クライアントです。このような既存の監査クライアントに加え、様々な業種/規模の企業に対しアナリティクスサービスを提供することで、クライアントのビジネス・業務を改革することを通じ、社会に貢献しています。
“Deloitte Analytics”では、日本のみならずグローバルなクライアントに対し、アナリティクスサービスを提供するための『体制の強化』、日本国内におけるデータアナリティクス サービスのリーダーとしての『更なる地位の向上』を目指し、データサイエンティスト・コンサルタントを志す人材を募集します。
とあります。デロイトトーマツグループではデロイトトーマツコンサルティングが有名ですが、デロイトアナリティクスもグループ企業の一つでとくにデータ分析を用いたコンサルティングが売りのようです。実際、選考の待合室にいた就活生も機械学習について研究している院生の方も複数いました。
選考までの流れとしてはまず外資就活ドットコム上でエントリーをしてESを提出します。ESの内容としてはかなり簡単なもので名前、住所、学歴、研究内容、自己PRだけなのでここで落とされることはほぼないと思われます。
ESが通過すると人事の方からメールが来て一次選考の日にちを指定してこの日に会社に来てくださいといったようなメールが来ます。しかし、どのような選考が行われるかは一切知らされなかったので当日はドキドキしながら会社まで行きました。
会社に入ると会議室に約20人ほどの就活生が集まっていました。そこで順番に7人ほど同時に呼ばれて面接する、といった形式でした。どうやら一次選考は人事の方の一対一の面接だったようです。私は3回目、最後のグループで呼ばれたので一時間ほど待っていました。待っている間に会議室にいた四人の社員の方にいろいろな話を聞くことができました。
聞いたこととしては、
- デロイトアナリティクスはかなり新しい会社らしく、新卒採用自体も始めたのは四年前とのこと。なので社員の方も中途採用の人が多い。
- 残業はそんなにない。
- 一年目から有給も普通に取ることができ、プロジェクトが終わったら一ヶ月くらい休むことも可能。
- 2015年入社の新卒は2人だった。
です。社員の方はやはりコンサルといった感じで頭が良さそうで仕事ができそうな感じでした。とても気さくに話していただき、かなり印象は良かったです。
余談ですが、隣にいた京都から来たという就活生は交通費が出なかったそうです。。
さて前置きが長くなりましたが、肝心の面接で聞かれたことは、
- 自己紹介、志望動機
- データ分析に興味があるといったのでその理由
- データ分析に興味を持ったきっかけ
- 自分の長所、短所
- 短所をカバーするためにやっていること
- 学生時代に熱中したことは、そしてそれはなぜか
- 休日は何してる?
- 世の中で気になっていること。そしてそれを解決するにはどうしたらよいか
- チームで動いた経験は?そしてそこでの自分の役割は?
- 働き始めてから10年後はどういうことをしていたい?
- 最後に逆質問
時間にしておよそ4,50分でした。聞かれたことはどれもオーソドックスでしっかりと自己分析ができていれば大丈夫だと思います。私はちょくちょく答えに詰まりましたが。。笑
面接官の手の内を知りたいかたはこちらをどうぞ。
すべて就活生はこれを読め!?「コンピテンシー面接マニュアル」
みなさんこんばんは。
もうすでに外資系企業の新卒採用や日系企業の春インターンの選考が始まっていますね。みなさんもこれから採用面接に参加することも多くなると思います。
ところで皆さんは面接対策などをしていますか?webにも様々な情報がありますがどれがほんとのところなのかはわからないですよね。そこで今回はESの書き方や就活の面接対策の参考になると思われるこちらの本を紹介したいと思います。
コンピテンシー面接は東京海上日動火災保険をはじめとする日本を代表する企業に採用されており、現在では幅広い層の新卒採用企業間に急速に広まっている面接手法であります。この「コンピテンシー面接マニュアル」はコンピテンシー面接の具体的なやり方などを記した本となっています。つまり就活生がこの本を読めば相手の手の内がわかるということになります。
コンピテンシーとは?
コンピテンシーとは一般に
「高い業績をコンスタントに示している人の行動の仕方に見られる行動特性」
と定義されているようです。
なぜコンピテンシーという言葉を使うかと言えば、能力を見る観点が、従来の能力観とは異なるからです。コンピテンシー的な能力の観点とは、「成果につながるかどうか」という観点で能力を見るということです。
従来の能力観では「成果イメージ」、「思考力」、「動機」、「知識・経験」といった能力がそろった人材が「能力のある人材」と見なされてきました。しかし、コンピテンシー的な観点から見ると、これらの能力が行動に還元されていなければならないのです。ですので、いくらこれらの能力が備わっていても、行動といるレベルで使われないままであるならば、いくら質や量があってもその価値はゼロであるといえます。
したがって、コンピテンシー的な能力の観点による人物評価とは、その人が、知識・経験、成果イメージ、思考力、動機などを行動に還元して発揮し、成果を生み出すことができる特性を有しているかどうかを評価することに他なりません。
つまり、コンピテンシー面接というのは簡単に言えば「PDCAのサイクルを回しながら成果を上げられるか」という観点から人物評価を行う面接ということになります。皆さんもPDCAという言葉は聞いたことがあると思います。簡単に言うと、Plan(計画)は成果を生み出すためにやるべきことを頭の中で考える段階であり、Do(実行)は考えたプランを実際に実行に移す段階となります。そしてCheck(確認)として当初想定した結果が実際に得られたのかを確認する段階となります。さらに確認の結果、想定された成果が達成されていないならばAction(改善)をする、ということになります。
このためコンピテンシー面接では、被面接者が過去に取り組み成果を上げたテーマについて具体的にどのような行動をとったのかを徹底的に深掘りしていくような面接になります。エントリーシートや面接で「あなたが大学時代にもっとも熱中して取り組んだことは何ですか?」や「今までもっとも困難だったことは何ですか?そしてどうのようにしてその困難を解決しましたか?」といったような質問があることがありますよね。これらはコンピテンシー面接の場合、きちんとPDCAのサイクルが回せていることを応える必要があります。例えばアルバイト経験などを答えるときはただ単に「バイトで言われたこと完璧にミスなくやり遂げました。」といったエピソードだけでは不十分ということになります。このPDCAを回すことができたエピソードを答えることができれば評価は高いものになると思われます。
コンピテンシーの評価
過去の行動経験を深く聞くという面接を行ったあとはその行動のコンピテンシーレベルの評価を行います。先ほど紹介した本ではコンピテンシーレベルを以下のように5段階に分けて概念化しています。
- レベル5:まったく新たな、周囲にとっても意味のある状況を作り出す行動(パラダイム転換行動)
- レベル4:独自の効果的工夫を加えた行動、独創的行動、状況を変化させよう、打破しようという行動(創造行動)
- レベル3:明確な意図や判断に基づく行動、明確な理由のもと選択した行動(能動行動)
- レベル2:やるべきことをやるべきときにやった行動(通常行動)
- レベル1:部分的・断片的行動(受動行動)
これらのレベルは上に行くほどコンピテンシーが高いとみなされ、逆に下のレベルに行くほどコンピテンシーは低いとみなされます。また、この基準は評価者の主観に左右されない極めて客観的なものになります。
レベル1、レベル2の行動は「言われてやった、もしくはやって当然の行動」となります。ですのでこのレベルではコンピテンシーは低いとみなされても仕方がありません。レベル3は「複数の選択肢の中から最適と考えられる方法を選択して行動」となります。従来の人材資本論的な考えではこのレベルでも十分とされてきましたが、現代ではまだ不十分と言えます。レベル4になってくると「ある成果を出す上で何らかの状況が阻害要因となっているとき、その状況そのものを変えることによって成果を生み出していく行動」となります。レベル3とレベル4の行動の違いが少し分かりづらいですが、ポイントは「条件、状況に従属する行動か、あるいはそれに働きかけ、変革する行動か」という違いです。このレベルまで来るとPDCAのセルフマネジメントサイクルを回すことが不可欠となってきます。そしてレベル5は「パラダイム転換行動」となりレベル4のさらに上を行きます。ざっくり言うと、放っておいても成果がすべてこちらになびいてくるような新しいモデルをつくる行動がこれにあたります。
この本の著者によると、レベル4の行動事実が見られる人材は1000人に50人、レベル5まで行くと1000人に1人しかいないようです。
まとめ
以上の話をまとめると、私たち就活生はいかにPDCAのサイクルを回し、成果を上げてきたかというエピソードをうまく伝える必要があります。先程説明したコンピテンシーレベルが低いエピソードがいくらたくさんあっても意味はありません。自分の持っているエピソードが少なくてもコンピテンシーレベルの高い行動経験が面接者に伝われば評価は高くなると思われます。今後エントリーシートや面接のときは今の話のようなことを意識して望みましょう。そして、実際にこの本を読んでみることをおすすめします。実際の具体的なエピソードがたくさん載っており、非常に参考になると思います。
新日鉄住金ソリューションズのサマーインターンに参加してきました
今週一週間新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)
NSSOLはSIerの一つで同業他社には野村総合研究所やNT
NSSOLのインターンは以下の4種類のコースが用意されていました。
・SE職インターン(SEのタマゴ養成講座)
・SI営業職インターン(ビジネス創出力養成講座)
・ITコンサルタントインターン(NSSOL流IT・コンサルタント養成講座)
・研究開発職インターン
私は今回はSE職インターンに応募しました。
インターンへの応募にはESの提出と会社説明会が必要です。
ESの内容は、インターンの応募理由と研究内容、
ESを提出すると 会社説明会に参加するようにといった内容のメールが届きます。
面接は八丁堀にあるNSSOL本社で行われます。
・インターン一日目
12時に八丁堀の本社に集合します。
・インターン二日目
二日目からは9時に本社に集合です。
基本的には5時でグループワークは終わりなのですが、インターン期間中は残業申請書を出すことで8時まで作業をすることができます。作業の進捗が遅れている班はここで遅れを取り戻すことになります。この日は半数のグループが残って作業をしていました。
・インターン三日目
この日もひたすらグループワークです。前日の資料の修正をしつつ、新しく主要テーブル関連図と画面仕様図を作成します。 この主要テーブル関連図がかなりの曲者でどのグループもかなり苦戦していました。
今日はノー残業デーということでグループワークが終わったあとは他のグループと合流して、社員の方も交えて飲みにいきました。
・ インターン4日目
この日は社内最終レビューということで今まで作ったドキュメントを全てチェックしてもらいます。 ちなみに、この最終レビューを通らないと明日の発表会で発表することができません。最終レビューが終わったグループは明日の成果発表会に向けて発表練習を行います。ちなみにこの日は全てのグループが8時まで残業していました笑
・インターン5日目
ついに最終日。この日はチューターさん、レビューワーの方が顧客役となり、インターン生はその顧客にプレゼンテーションする形で発表を行います。発表12分、質疑応答10分でした。現役SEの方の鋭いツッコミにどのグループもタジタジでした笑。
発表が終わるとまたグループごとに別れてチューターとしてグループについてくださった社員の方からNSSOLに入社してからどのような仕事をしたのか説明を聞くことができます。また実際に作成されたドキュメントなどもみせていただきとても勉強になりました。 また質問にも答えて頂きました。
そして夜はついに打ち上げです。 このタームにいたインターン生全員とインターンに関わっていた社員の方全員で飲みます。社員の方とお酒飲みながら様々なお話を聞くことができました。
そこで聞いたことはだいたい以下の通りです。
・新人は全員亀戸のマンションに住む
・研修はお台場
・SEの年収は部署にもよるが2年目で600万くらい
・女性社員は全体の2割ほど
・三年目あたりからPMを任される
・PMに大事なことはリスク管理能力
・土日はほぼ休み
・だいたい10時までには帰れる
この日は結局朝5時まで社員の方と飲んでいました。酔いつぶれたインターン生もいたようですが笑
・感想
このインターンを経験してとてもよかったと思いました。今回のインターンで体験したことは実際のSEの現場で行われており、SEという職を理解するのにとても参考になりました。また、今回のインターンを通じて良い仲間を得ることができました。インターン中はほぼグループのメンバーと過ごすのでとても仲良くなれます。
また機会があればNSSOLのインターンに参加してみたいです。
おまけ
面接官の手の内を知りたい方はこちらの記事もどうぞ
Ubuntuのログイン画面でコンソールに入っても何も表示されないときの対処法
Ubuntuを使っているとGUIではなくCUIで操作したくなるときがあると思います。
ログイン画面からコンソールに入るには Ctrl+Alt+F1で入ることができます。しかし、何らかの影響でコンソールに入っても画面に何も表示されず、真っ暗なままであることがあります。今回はそうなった場合の対処法です。
まずこのようなことが起こる原因は、グラフィカルテキストモードの解像度が自分のマシンのビデオカードと合っていないことによるものだそうです。これはGrubを適切に設定してやることによって解決できます。
1.まずは普通にログインし、ターミナルを開く。
2.ターミナルに以下のコマンドを入力します。
sudo sed -i -e 's/#GRUB_TERMINAL/GRUB_TERMINAL/g' /etc/default/grub
3.次に以下のコマンドを入力します。
sudo update-grub
4.再起動するとログイン画面からコンソールに入ってもきちんと表示されます。