野村総合研究所選考体験記(2017卒)
3月15日 NRI career cafe
ゴールドマン・サックス選考体験記(2017卒)
ゴールドマン・サックスは言わずと知れた外資系投資銀行の一つですね。ここは部門別選考を行っており、併願もできます。今回私はテクノロジー部門の選考を受けてきました。GSの特徴はトレーディングのシステムから社内のチャットツールまでほぼ全て自分たちで作っているということです。そのため証券会社にひとつのIT企業がまるまる入ってるという感じです。ワークショップに行ったときも「GSにはWe build」の精神があると言っていました。
4/16(土)
9:00-13:00
場所は六本木ヒルズ本社。
テスト40分。論理的思考力やアルゴリズムの理解を問う問題。4問中2問回答する形式。
1:1の面接を30分×3回
一人目:日本人と。主にテストに内容について聞かれる。なぜその問題を選んだのか。なぜそのよに考えたか。もっと良い方法はないか。逆質問。
二人目:外国人と英語で面接。主に研究、プログラミング経験を聞かれた。研究内容の説明。研究でどういうプログラムを書いているか。チームでのプログラミング経験。どのようなプログラムか紙に書きながら説明。何が難しかったか。好きな言語と理由。最近学んだこと。紙にフィボナッチ数列を出力する関数を書く。逆質問。
三人目:中国人と日本語で面接。研究内容。テクノロジー部の志望理由。サークルではどういう役割か。複数人のチームで意思決定をするとき、あなたがリーダーならどうするか、多数決とか。プレッシャーがある中で成果を出した経験は。ロールプレイング。紙にコインをおいてどのように勝つかのストラテジーを考える。逆質問。
面接官の手の内を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
ソニー選考体験記(2017卒)
技術ジョブマッチング
4/16
品川本社。大量の就活生がいた。広い部屋にブースが作られており、そこで1:1で面談。
ホワイトボードで研究の説明。志望動機。ソニーに入ってなにがやりたいか。最近興味を持っている技術分野。なぜそれに興味があるか。他にどういう会社を見ているか。
かなり和やかな雰囲気でほぼ雑談みたいな感じ。
2週間以内に選考結果を電話かメールで伝えると言われて終了。
日本マイクロソフト選考体験記
マイクロソフトはWindowsやOfficeシリーズなどでお馴染みのグローバルIT企業です。
日本マイクロソフトの事業は主にマイクロソフト製品の営業・マーケティングとSIerのようなソリューション事業のようです。また、開発も少ししており、こちらはマイクロソフトデベロップメントがやっています。
日本マイクロソフトでは営業職・技術職、マイクロソフトデベロップメントでは開発職を募集しています。採用は別々に行っているのではなく、同じ選考フローのようです。技術職と開発職は併願できます。
1.エントリー
エントリー時に基本情報を入力すると同時にレジュメをアップロードしろと言われます。私はネットからダウンロードした履歴書のテンプレートを使いました。
2.Webテスト
しばらくするとWebテストの案内が来ます。内容は国語と数学、性格検査です。
数学は他の企業より難しく感じました。
3.人事面接
場所は品川にある日本マイクロソフト本社です。さすがマイクロソフト、いい立地でビルがでかいですね。。みん就とかを見ている限り一次選考はグループディスカッションと思っていたのですが、メールには人事面接と書かれていたので今年から選考フローが変わったんですかね。僕と同じタームでは15人の就活生が集まっていました。そのうち5人くらいは女子で意外でした。
さて最初の一時間は会社説明会でした。ネットを見ても募集職種の詳しい業務内容がわからなかったのでこれは助かりました。
そこでわかったこととしては
- 日本にはおよそ2000人の社員で9割は品川本社で勤務
- 職種の割合は47%がエンジニア、46.6%が営業・マーケティング、4.3%が管理・人事など
- 日本マイクロソフトの主な事業はBtoCのコンシューマ事業とBtoBのエンタープライズ事業の2つ
- コンシューマ事業はWindowsやOffice製品の営業・マーケティング
- エンタープライズ事業は企業への製品販売やいわゆるSIerのようなソリューション事業
- マイクロソフトデベロップメントでは、OS、Office、Bing、IMEなどの開発をしている
- 製品のローカライゼーションだけでなく全世界で使われるような製品の開発も行っている
- 開発職での募集職種ではソフトのアイデアを出したりデザイン・スペックを書くプログラムマネージャー(PM)とソフトウェアエンジニアの2つ
説明会が終わった後は実際に面接になります。人事と1:1の45分の面接をするわけですが面接官が5人しかいないため3グループに分けて行われました。私は最後のグループだったので約一時間半近く待つことに。。しかし人事の方が即興で仮想サーバやクラウドコンピューティングの講義をしてくれてとても印象がよかったです。
実際の面接で聞かれたことは
- 他社の選考状況
- 志望職種とその理由
- 他の人から自分はどういう人だと思われているか
- 自分の強み弱み
- 開発経験
といった感じで自分がやりたいことに関して深堀りされました。また、自分の強み弱みに関しては実際のエピソードも聞かれます。研究内容や技術的なことも聞かれるかと思ったんですがほとんど聞かれませんでしたね(笑)
面接が終わった後はアンケートを書いてお土産の非売品のロゴ入りトランプを貰って終了です。
4.部門面接
人事面接を通過した後は部門面接が待っています。場所は前回と同じ品川本社。ここで部門のリーダー的立場の人と一対一も面接です。面接が行われる部屋への案内は人事面接のときに会社説明をされていた人事と同じ方でいろいろ話かけて頂いてだいぶ緊張がほぐれました。さて、面接で聞かれたことはほぼ志望動機と入社してやりたいことの深堀りでした。そこらへんがしっかりと固めていれば大丈夫だと思います。相変わらず技術的なことはほとんど聞かれません。あとはいつもどおり逆質問です。
5.役員面接
部門面接の次は役員面接です。場所はいつもと同じ。ここでは役員・マネージャークラスの方3人と面接で約1時間です。1:3の面接はなかなか緊張しますが、聞かれることは普通の面接と対して変わらないので冷静に受け答えできれば大丈夫だと思います。聞かれたことは、
-
自己紹介と志望動機
-
自分の研究内容について割と詳細に
-
最近の気になる製品
-
バイトとサークルについて
-
何にやりがいを感じるか
-
将来どうなりたいか、そしてそうなる覚悟はあるか
-
自分の強み
-
英語はどのくらいできるか
-
プログラミング経験
-
逆質問ひとつ
面接が終わったら人事の方に結果は一週間以内に連絡すると言われて終了です。
6.内定
一週間以内に連絡すると言われましたが実際には一ヶ月以上たってから内定の連絡が来ました。。
面接官の手の内を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
ソフトバンク新卒LIVE2017に行ってきました
みなさんこんにちは。GWも明けて内々定を貰った就活生も多いのではないでしょうか。かく言う私も希望していた企業から内々定を頂いて今はもうほとんど就活していません。
さて、今日5/11は孫正義社長の講演が行われるソフトバンク新卒LIVE2017に行ってきました。孫さんの話を直接聞ける機会はなかなかないと思ったのでとても楽しみにしていました。
場所は東京国際フォーラムでかなり広い会場だったのですがほとんどの席が埋まっているようでした。講演予定時間は2時間です。
講演では孫さんの生い立ちから現在のソフトバンクまでの話を聞くことができました。
その中でも「情熱の人であれ」、「志高く」という言葉を非常に強調していました。限りある人生で何に情熱を燃やすか、何に人生を捧げるか、それを見つけることができれば人生は非常に充実したものとなるといったお話でした。実際、孫さんはソフトバンクの企業理念でもある「情報革命で人々を幸せに」という目標に向かって様々な企業を買収しまくって突き進んでいます。講演の中では、ブロードバンドを繋ごうとしたときもNTTから邪魔されて灯油をかぶろうとした話やあのスティーブ・ジョブズを直接口説き落としてiPhoneの日本での独占販売権を手に入れた話などを直接聞くことができて非常に有意義な時間でした。
ちなみに、孫正義のもっと詳しい生い立ちや半生を知りたい方は下記に本がおすすめです。読むと非常にモチベーションが上がります(笑)
講演でもう一つ強調していた言葉は”シンギュラリティ”です。日本語にすると「技術的特異点」で人工知能が人間の知性を超えるポイントという意味です。
話の中で、「シンギュラリティは遅かれ早かれ必ず起きる。そうなってきたときに機械と人間がうまく暮らしていくためには機械が感情を理解できることが重要である」と言っていました。人間の知性を超えた超知性が感情を理解できなければ人類は破滅してしまうかもしれない。そういった考えもあり、ソフトバンクは世界初の感情認識ロボットであるPepperを作ったんですね。
こういった話からソフトバンクは今後は人工知能の分野により力を入れていくということがわかりました。
今後も孫正義、ソフトバンクが世界の人々にどういった驚きをもたらしてくれるか、今後の動きが非常に楽しみですね。
PythonでヤフーファイナンスをスクレイピングしてATRを計算するスクリプトを書きました
ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)とはワイルダーが考案したボラティリティー(変動率)を計るテクニカル指標です。トゥルー・レンジを使うことでギャップ(窓)も考慮しています。
ATRが大きいほど株価の変動が激しくなるので、株式の売買判断をするときにリスクを定量化したり自分がとるポジションの大きさを判断する際に役に立ちます。
ATRの計算方法はまずTRを計算します。TRの計算方法は
の3つの中から一番値幅が大きいのものをTRとします。
そしてそのn日間の平均をとったものがATRとなります。nは一般的に14が使われているようです。
以上の計算方法からもわかるように普通に自分で計算しようとすると非常に面倒くさいです。ネットで検索するとエクセルに終値や高値を入力して関数で計算する方法もありますがそれでも面倒くさいですよね。そこで銘柄コードを指定するだけでその銘柄の直近のATRを計算してくれるスクリプトを書きました。
必要なもの
- Python2.7系
- BeautifulSoup4
このスクリプトがPythonで書かれているので自分のPCにPythonをインストールする必要があります。また、スクレイピングするための便利なライブラリであるBeautifulSoupを使っているのでこれもインストールします。インストール方法はググるなどして調べてください。
このスクリプトの使い方は、このスクリプトをダウンロードしてきてコンソールに入り、このファイルがあるフォルダまで移動します。そして、
$python get_atr.py
と入力します。すると銘柄コードを聞かれるので任意の銘柄コードを入力するとATRとATR x 2 の数値を計算してコンソールに出力してくれます。簡単ですね。
コードは GitHub - wdy06/trading_tool にあげておきます。
このスクリプトで快適な投資ライフを送りましょう!
注:ヤフーファイナンスのスクレイピングは基本的に禁止されているようです。
Yahoo!ファイナンスヘルプ - Yahoo!ファイナンス掲載情報の自動取得(スクレイピング)は禁止しています
このスクリプトを使ったスクレイピングは自己責任でお願いします。
Deloitte Analyticsの一次選考に行ってきました
みなさんこんにちは。
最近寒い日が続いていますね。体調管理をしっかりして頑張っていきましょう。
さて、タイトルの通りDeloitte Analytics(デロイトアナリティクス)の一次選考に参加してきました。今回はその選考の内容について書きたいと思います。少しでも就活生のみなさんの参考になれば幸いです。
外資就活ドットコムによると
Deloitte(デロイト トウシュ トーマツ リミテッド)は、Big4と言われる世界四大会計事務所のひとつであり、150カ国を超える国々において約22万人もの専門家によって構成されています。有限責任監査法人トーマツは、このDeloitteの主要なメンバーファームのひとつとして監査およびアドバイザリー業務※1を提供しています。デロイト トーマツ グループが抱える国内外のクライアント数は多数にのぼり、国内でも上場企業の約25%がトーマツの監査クライアントです。このような既存の監査クライアントに加え、様々な業種/規模の企業に対しアナリティクスサービスを提供することで、クライアントのビジネス・業務を改革することを通じ、社会に貢献しています。
“Deloitte Analytics”では、日本のみならずグローバルなクライアントに対し、アナリティクスサービスを提供するための『体制の強化』、日本国内におけるデータアナリティクス サービスのリーダーとしての『更なる地位の向上』を目指し、データサイエンティスト・コンサルタントを志す人材を募集します。
とあります。デロイトトーマツグループではデロイトトーマツコンサルティングが有名ですが、デロイトアナリティクスもグループ企業の一つでとくにデータ分析を用いたコンサルティングが売りのようです。実際、選考の待合室にいた就活生も機械学習について研究している院生の方も複数いました。
選考までの流れとしてはまず外資就活ドットコム上でエントリーをしてESを提出します。ESの内容としてはかなり簡単なもので名前、住所、学歴、研究内容、自己PRだけなのでここで落とされることはほぼないと思われます。
ESが通過すると人事の方からメールが来て一次選考の日にちを指定してこの日に会社に来てくださいといったようなメールが来ます。しかし、どのような選考が行われるかは一切知らされなかったので当日はドキドキしながら会社まで行きました。
会社に入ると会議室に約20人ほどの就活生が集まっていました。そこで順番に7人ほど同時に呼ばれて面接する、といった形式でした。どうやら一次選考は人事の方の一対一の面接だったようです。私は3回目、最後のグループで呼ばれたので一時間ほど待っていました。待っている間に会議室にいた四人の社員の方にいろいろな話を聞くことができました。
聞いたこととしては、
- デロイトアナリティクスはかなり新しい会社らしく、新卒採用自体も始めたのは四年前とのこと。なので社員の方も中途採用の人が多い。
- 残業はそんなにない。
- 一年目から有給も普通に取ることができ、プロジェクトが終わったら一ヶ月くらい休むことも可能。
- 2015年入社の新卒は2人だった。
です。社員の方はやはりコンサルといった感じで頭が良さそうで仕事ができそうな感じでした。とても気さくに話していただき、かなり印象は良かったです。
余談ですが、隣にいた京都から来たという就活生は交通費が出なかったそうです。。
さて前置きが長くなりましたが、肝心の面接で聞かれたことは、
- 自己紹介、志望動機
- データ分析に興味があるといったのでその理由
- データ分析に興味を持ったきっかけ
- 自分の長所、短所
- 短所をカバーするためにやっていること
- 学生時代に熱中したことは、そしてそれはなぜか
- 休日は何してる?
- 世の中で気になっていること。そしてそれを解決するにはどうしたらよいか
- チームで動いた経験は?そしてそこでの自分の役割は?
- 働き始めてから10年後はどういうことをしていたい?
- 最後に逆質問
時間にしておよそ4,50分でした。聞かれたことはどれもオーソドックスでしっかりと自己分析ができていれば大丈夫だと思います。私はちょくちょく答えに詰まりましたが。。笑
面接官の手の内を知りたいかたはこちらをどうぞ。