日本マイクロソフト選考体験記
マイクロソフトはWindowsやOfficeシリーズなどでお馴染みのグローバルIT企業です。
日本マイクロソフトの事業は主にマイクロソフト製品の営業・マーケティングとSIerのようなソリューション事業のようです。また、開発も少ししており、こちらはマイクロソフトデベロップメントがやっています。
日本マイクロソフトでは営業職・技術職、マイクロソフトデベロップメントでは開発職を募集しています。採用は別々に行っているのではなく、同じ選考フローのようです。技術職と開発職は併願できます。
1.エントリー
エントリー時に基本情報を入力すると同時にレジュメをアップロードしろと言われます。私はネットからダウンロードした履歴書のテンプレートを使いました。
2.Webテスト
しばらくするとWebテストの案内が来ます。内容は国語と数学、性格検査です。
数学は他の企業より難しく感じました。
3.人事面接
場所は品川にある日本マイクロソフト本社です。さすがマイクロソフト、いい立地でビルがでかいですね。。みん就とかを見ている限り一次選考はグループディスカッションと思っていたのですが、メールには人事面接と書かれていたので今年から選考フローが変わったんですかね。僕と同じタームでは15人の就活生が集まっていました。そのうち5人くらいは女子で意外でした。
さて最初の一時間は会社説明会でした。ネットを見ても募集職種の詳しい業務内容がわからなかったのでこれは助かりました。
そこでわかったこととしては
- 日本にはおよそ2000人の社員で9割は品川本社で勤務
- 職種の割合は47%がエンジニア、46.6%が営業・マーケティング、4.3%が管理・人事など
- 日本マイクロソフトの主な事業はBtoCのコンシューマ事業とBtoBのエンタープライズ事業の2つ
- コンシューマ事業はWindowsやOffice製品の営業・マーケティング
- エンタープライズ事業は企業への製品販売やいわゆるSIerのようなソリューション事業
- マイクロソフトデベロップメントでは、OS、Office、Bing、IMEなどの開発をしている
- 製品のローカライゼーションだけでなく全世界で使われるような製品の開発も行っている
- 開発職での募集職種ではソフトのアイデアを出したりデザイン・スペックを書くプログラムマネージャー(PM)とソフトウェアエンジニアの2つ
説明会が終わった後は実際に面接になります。人事と1:1の45分の面接をするわけですが面接官が5人しかいないため3グループに分けて行われました。私は最後のグループだったので約一時間半近く待つことに。。しかし人事の方が即興で仮想サーバやクラウドコンピューティングの講義をしてくれてとても印象がよかったです。
実際の面接で聞かれたことは
- 他社の選考状況
- 志望職種とその理由
- 他の人から自分はどういう人だと思われているか
- 自分の強み弱み
- 開発経験
といった感じで自分がやりたいことに関して深堀りされました。また、自分の強み弱みに関しては実際のエピソードも聞かれます。研究内容や技術的なことも聞かれるかと思ったんですがほとんど聞かれませんでしたね(笑)
面接が終わった後はアンケートを書いてお土産の非売品のロゴ入りトランプを貰って終了です。
4.部門面接
人事面接を通過した後は部門面接が待っています。場所は前回と同じ品川本社。ここで部門のリーダー的立場の人と一対一も面接です。面接が行われる部屋への案内は人事面接のときに会社説明をされていた人事と同じ方でいろいろ話かけて頂いてだいぶ緊張がほぐれました。さて、面接で聞かれたことはほぼ志望動機と入社してやりたいことの深堀りでした。そこらへんがしっかりと固めていれば大丈夫だと思います。相変わらず技術的なことはほとんど聞かれません。あとはいつもどおり逆質問です。
5.役員面接
部門面接の次は役員面接です。場所はいつもと同じ。ここでは役員・マネージャークラスの方3人と面接で約1時間です。1:3の面接はなかなか緊張しますが、聞かれることは普通の面接と対して変わらないので冷静に受け答えできれば大丈夫だと思います。聞かれたことは、
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自己紹介と志望動機
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自分の研究内容について割と詳細に
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最近の気になる製品
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バイトとサークルについて
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何にやりがいを感じるか
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将来どうなりたいか、そしてそうなる覚悟はあるか
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自分の強み
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英語はどのくらいできるか
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プログラミング経験
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逆質問ひとつ
面接が終わったら人事の方に結果は一週間以内に連絡すると言われて終了です。
6.内定
一週間以内に連絡すると言われましたが実際には一ヶ月以上たってから内定の連絡が来ました。。
面接官の手の内を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。